「7番目、これからはお前が導師イオンになるんだよ」
―――皮肉を含んだ言葉―――
その後、鏡を見た時映ったのはあの時の声の主だった
その後、“レプリカ”の意味を知った
僕は導師イオン の レプリカ
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今日は初めて知らない部屋に行った。
今日は初めて知らない人に会った。
今日は初めて大勢の人の前に立った。
僕は、導師イオンのレプリカ
でもある日あの人はいなくなった。
いなくなった?
もういない
僕は導師イオン?
僕が、導師イオン――??
でも僕はイオンではない
だって僕は導師イオンのレプリカ
じゃあ――? 僕 は?
導師イオンではない僕は誰?
僕は導師イオンであってイオンではない。
僕は・・・
―― もとめられていない ―― ?
急に周りの人の笑顔が怖くなった。
何も、
僕には何もない気がして――。
冷たい
ここは冷たい
ドウシテボクハココニイルんだろう――?
――――
そう
他には何もない。
なら、導師イオンでいればいい。
他に何もないなら
導師イオンとして。
導師イオンのレプリカらしく。
僕は、導師 イオン
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はい。
小説というかなんというかwwww
イオン様が、感情を殺した経緯が考えてみたくて、
こんな感じの話を作ってみました。
ちなみに多分オリジナルとはあったこと無いと思うので
はじめの台詞は夢的ななにかだと思われますwww
なんかまあ自己満足なんで。
虚無感が伝わればな、と思います。
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(09.7.11)